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『ピノキオ』(原題:''Pinocchio'')は、1940年2月7日に公開されたディズニーによるアニメーション映画。 カルロ・コッローディ作の童話『ピノッキオの冒険』を原作とする。 == 概要 == 前作『白雪姫』が大ヒットをした後、「再び同じような映画を」という依頼がウォルトに多数寄せられたが彼はそれを拒否し、前作とは異なる冒険物語である「ピノキオ」を選んだ。 しかし、原作は社会風刺小説であり、ピノキオは悪戯っ子で、子供っぽい性格がみられ、白雪姫のような華がなかったため、夢のある物語にするのは容易ではなかった。ウォルトはストーリー作りに数ヶ月も悩み、すでにアーティストたちは作業に入っていたにもかかわらず制作を一時中断する。その間にピノキオは無邪気な性格に変更され、さらに原作ではピノキオにハンマーをぶつけられすぐに死んでしまうコオロギをピノキオの良心、そしてストーリーテラーとしての役割も持つ重要なキャラクター、ジミニー・クリケットとして登場させる事になった。制作が再開された後も熟考を重ね、2年の歳月を経てついにテンポのよい夢と希望にあふれた冒険物語が完成した。 前作『白雪姫』のように大ヒットには至らならなかったが、劇中でジミニー・クリケットが歌った『星に願いを(When You Wish Upon a Star)』は第13回アカデミー賞で歌曲賞を受賞し、アメリカ映画協会による、「映画史における偉大な歌100選」でも第7位に入るなど、古典アニメーションの傑作として今日も愛され続けている。日本でのセルビデオ出荷本数は100万本〔日経BP社技術研究部 『進化するアニメ・ビジネス―世界に羽ばたく日本のアニメとキャラクター』日経BP社、2000年、42頁。ISBN 4822225542〕。 原作とは異なる場面が多い。ゼペットとピノキオを呑みこむのが鯨ではなく巨大なサメであることや、ものをいうコオロギが洒落ていない、ブルー・フェアリー(仙女)の性格だけでなく、原作がかなり残酷でするどい皮肉に満ちていることなどがあげられる〔大岡玲(『新訳・ピノッキオの冒険』角川文庫 2003年)訳者あとがきによる。〕。 (世界各国の公開年については、シンプル英文版「Pinocchio (1940 movie)」も参照) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピノキオ (1940年の映画)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pinocchio (1940 film) 」があります。 スポンサード リンク
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